市販薬としても販売されている酸化マグネシウムは、腸に水分を取り込むことで、硬い便に水分を与えて軟らかくします。
そのため、腸を直接刺激しない非刺激性下剤なので安全に使用できます。
ただ、大量の牛乳を摂取することは控えてください。
酸化マグネシウム服用中に大量の牛乳(カルシウム)を摂取すると、ミルクアルカリ症候群(高カルシウム血症)を起こす可能性があるためです。
高カルシウム血症の症状は、嘔吐、倦怠感、食欲不振などです。
通常の食事に含まれる程度のカルシウム摂取であれば問題ありません。
目安として、1回に500mL以上、1日に1L以上の摂取は避けたほうがよいと言われています。
