久しぶりに勉強会を開催しました。
テーマは、「潰瘍性大腸炎」についてです。
原因が分かっておらず、国から難病に指定されている疾患ですが、食の欧米化など様々な要因を背景として、日本において患者数が急増しています。
もともと欧米では、風邪で受診するのと同じくらい受診する方が多く、珍しい疾患ではないと言われています。
主な症状は、腹痛、下痢、血便です。
このような症状があれば、早めに病院を受診して、必要な検査を行い、早期に治療を開始することが大切です。また、治療を継続することも重要なことです。
というのも、潰瘍性大腸炎は、症状が良くなったり悪くなったりを繰り返す疾患だと言われているからです。
難病に指定されている疾患ではありますが、適切な治療を継続し、症状が落ち着いていれば、今まで通りの生活を送ることが可能です。
研究が盛んに行われている分野であり、新しい治療薬も次々に出てきています。
今後も患者数は増えていくと予測されている疾患であり、新たな情報を取り入れながら、スタッフ間でも共有していければと考えております。