胃カメラや大腸カメラを行った際に、がんが疑わしい病変やポリープ等の診断を確定するために、組織を採取して顕微鏡の検査(生検)に提出することがあります。
胃カメラと大腸カメラの際の病理検査の結果には、グループ分類が用いられます。
グループ分類
Group 1:正常組織および非腫瘍性病変(良性)
Group 2:腫瘍性か非腫瘍性か判断の困難な病変
Group 3:腺腫(良性の腫瘍)
Group 4:がんが疑われる病変
Group 5:がん
Group X:生検組織診断ができない不適材料
病理検査の「グループ分類」は、がんの進行度の分類「ステージ分類」とは異なりますので、ご注意ください。